九鬼山は遠く、厳しかったが歩ききって満足

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2/6(土)朝から日の光に恵まれた登山日和。高尾発8時02分に乗り大月駅到着。登山口のある墓地からスタート。
今日のメンバーは70代2名、60代3名、50代1名、40代1名の計7名だ。
男性4名、女性3名で内1名は最近入られた若手Hさん紹介で本日お試し参加のHさん。
学生時代から山歩きをされているとのことで、無駄な肉のない引き締まった身体と日に焼けたお顔は、見るからに強そうな印象。

本日の菊花山、馬立山、九鬼山は結構なアップダウンがあり厳しめと聞いて、不安と開き直りの気持ちで臨む。
最も力量の乏しい私は2番目を歩く。
後ろを歩く方々に申し訳ないと思いつつ。

歩き始めてほどなく岩殿山と百蔵山がよく見える。634mの菊花山へは急な登りだが、右手に富士山が見えて来た。
天気が良く白銀に光る富士はとても美しい。1時間弱で菊花山の山頂について一休み。
雲ひとつない真っ青な空に周辺の山々がくっきり眺められる。

これから急な下りでバランス感覚も悪い私の恐怖は始まる。
どうか無事に歩けますように。

先頭を行くIさんが危なっかしい私に細やかに注意をしてくれる。
感謝。

急な下りは時に後ろ向きになったり気の根っこや岩につかまりながら慎重に下りる。御前山と九鬼山の分岐までは、大きな赤松が続き、樹齢の経過した老木は木肌がボロボロに荒れているのも目だった。足元は枯葉の山と所々に松ぼっくり。
下りたら今度は登り。
急な下りよりはホッとする。
後ろの男性陣の楽しそうな余裕ありげな会話が聞こえてくる。
会長のTさんは、息子のような若手で性格のいいHさんが加わり、ホントに楽しそうで嬉しそう。
お試し参加のHさんがまたいい感じで、仲のいい親子か兄弟みたいで私まで嬉しくなる。

沢井沢ノ頭の辺りで一休みし、馬立山(797m)への急登へ。
沢井沢ノ頭までは良かったが、馬立山きつい!
ここまで急な坂だと自分の身体の重さを呪いたくなる。
ひぇーという思いでやっと登り、お昼休憩。
富士山がとても綺麗。

すでにこの時点で帰りたくなっているのに、これから九鬼山か・・・

再び急な下りで、せっかく登ったところをひたすら下る。
すぐ後ろのOさんが、『ああ、もったいない』と呟いている。ホントに。
私は右足の膝の裏側が痛い。休憩の度にロキソニンテープを貼ろうと思うのに忘れる。
札金峠には残念ながら1円も落ちてなかった。

さて最後の難所九鬼山への登りが始まる。
急登に入る前に幅の狭い左側が魔のトラバースになっているダラダラ坂道を歩く。
僅かに雪が残り緊張感と共に進む。
後ろを行く余裕の男性陣が、『3時間半位の歩きの割には疲労感があるね』とか、『休憩、休憩』とか言ってる。
もしかしたら、私のため?その優しさに申し訳なさと暖かさを感じて複雑な気分。
頑張らなくっちゃ。
でも、やっぱり九鬼山の急登きつい!
これまでの疲れもあるせいで本当に登りきるのがきつかった。
頂上では座り込んでしまう程だったが、他のメンバーにはそれほどでもなかったのかもしれない。
頂上には何故か郵便ポストが木にくくりつけてあった。

そして、長い下り。
富士見平、天狗岩、池ノ山と下り15時半頃に富士急 田野倉駅近くに到着。
帰りの電車の時間まで少しあったが、日が延びて暖かくポカポカ。
山行中は風もなく本当に天気に恵まれた最高の1日だった。(S記)